介護福祉の仕事紹介-現場からの発信

介護老人保健施設

介護老人保健施設 千の風・川崎

http://www.kenjin.or.jp/sennokaze/kawasaki/(別サイト)

「介護老人保健施設 千の風・川崎」(社会福祉法人健仁会)は、川崎市幸区で地域密着型サービスを提供しており、できるだけ多くの要介護者がサービスを利用できるように、利用者の在宅復帰率やベッド回転率などの基準要件が高い超強化型の介護老人保健施設(以下、老健)として運営しています。
 介護職員とともに、医師、看護師、介護支援専門員、介護支援相談員、管理栄養士、作業療法士、理学療法士などが連携し、利用者が自立した生活を送れるように支援しています。

「介護老人保健施設」(老健)は、介護を必要とする高齢者の自立を支援し、在宅復帰をめざし介護の他にも、医療、看護ケアやリハビリなどを行う施設です。

サービス提供をする上で大切にしていること

職員には、施設理念である「利他の心」を大切にし、自分のことよりも、他者の利益や幸福を考えて、力を尽くすことを意識するよう伝えています。
 施設では入退所の動きが早く、利用者の顔ぶれは頻繁に変わることから、短い期間内で喜ばれるサービスを届けること、思いやりを重視しています。
 同様に、職員同士の思いやりも大切にしており、「相手のために行動しよう」という精神は職場内に浸透し、食事や入浴、排せつ介助などを行った後は、次の職員のために整理整頓を心がけ、働きやすい環境づくりを行っています。

多様な働き方ができる職場

1日、実働7時間、残業も少なく、休みも取りやすい福利厚生が充実した職場です。

こうしたことから、子育て中の職員からも両立できて、働きやすいと好評です。また、一度離職した後に再就職した方もいます。

多様な人材の参入への取り組み

千の風・川崎では、他に、ベッドメイキングや配膳、清掃などを担当する「介護助手」を配置しており、とくに他業種からの転職した人や中高年の方が活躍しています。介護職や看護職からは、「介護・看護に関わる周辺業務を任せられるので、業務に集中できる」と好評です。
 他にも、「看護事務」や「リハビリ事務」といった事務を専門に行う職員が在籍し、現場の負担軽減に役立っています。

また、最近では外国籍の職員が入職しており、コミュニケーションを取りながら、いきいき働く姿も見られるようになりました。(現在4名在職)

介護職員育成の取り組み

以前から新卒者採用にも力を入れていますが、年々難しくなっており、現在は「有資格者で未経験」の方が多く採用されています。

入職後は管理者、現場主任等の指導のもと、現場のノウハウを身に付け、経験を積むうえで、継続してOJTを実施しています。
 人材育成で大切なことは、マニュアルに頼りすぎないということです。なぜなら、利用者は一人ひとり違いますし、状況も変化していきますから、マニュアル通りにいかないことが多々あるからです。そのため、利用者一人ひとりにしっかりと向き合うことを重視しています。

入職から一通りの仕事を任せられるまでに要するのは平均3か月ですが、個々人の状況によるため、半年間、1年間かかる方もいます。ただ、他人より時間がかかっても焦ることはありません。大切なのは、利用者に安心・安全なサービスを届けることであると考えています。

※データ等の情報は2024年2月時点のものです。

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